『七つの大罪』は、カトリック教会の「七つの罪源」を基にした人気アニメシリーズです。物語では、それぞれのキャラクターが「七つの大罪」と呼ばれる罪を背負いながら、困難に立ち向かっていきます。この記事では、『七つの大罪』の罪が重い順にキャラクターと罪の意味、背負っている悪魔やその強さを徹底解説します。
また、続編である『黙示録の四騎士』も取り上げます。『黙示録の四騎士』は、聖戦終結から16年後の世界を舞台に、アーサー王と新たな主人公パーシバル率いる四騎士が繰り広げる冒険物語です。アニメで描かれる「七つの大罪」と「黙示録の四騎士」の関係を詳しく見ていきましょう。
『七つの大罪』と『黙示録の四騎士』の世界観やキャラクターたちの罪の背景、それぞれの罪の意味、そして罪と悪魔との関連性を深く理解し、シリーズ全体を楽しんでください。
記事のポイント
- 『七つの大罪』の罪が重い順にキャラクターと罪の意味
- 続編『黙示録の四騎士』と『七つの大罪』の関係
- カトリック教会の「七つの罪源」とそれぞれの罪に対応する悪魔の強さ
- 各罪に関連する幻獣や動物の特徴
『七つの大罪』罪が重い順の背景
『黙示録の四騎士』と『七つの大罪』の関係
『黙示録の四騎士』は、『七つの大罪』の続編で、聖戦終結から16年後の世界を舞台に展開される物語です。新たな主人公パーシバルと「黙示録の四騎士」に焦点を当てた本作は、『七つの大罪』の世界観を引き継いでいます。
アーサー王は『七つの大罪』でメリオダスと共に戦った伝説の騎士ですが、『黙示録の四騎士』では敵として描かれ、彼の陰謀に立ち向かうのが「黙示録の四騎士」です。物語の主人公パーシバルは、祖父バルギスを父親イロンシッドに殺され、父とアーサー王を倒すために旅に出ます。旅の途中でキツネのシンや大道芸人たちと出会い、仲間に加えます。
また、『七つの大罪』で登場したメリオダスとエリザベスの息子トリスタン、バンとエレインの息子ランスロット、アーサー王の親族ガウェインも「黙示録の四騎士」の一員として登場します。彼らはアーサー王の陰謀を阻止し、新たな世界の秩序を取り戻すために戦います。『七つの大罪』のファンにとって必見のシリーズです。
『黙示録の四騎士』のあらすじ
『黙示録の四騎士』は『七つの大罪』の続編で、アーサー王に忠誠を誓う「黙示録の四騎士」の予言を巡る物語です。予言には「遠くない未来、世界を滅ぼす四人の聖騎士が現れる。その名を〈黙示録の四騎士〉」とあり、アーサー王はこの予言に危機感を抱いて討伐を始めます。
物語の主人公は、辺境の地「神の指」で祖父バルギスと暮らす少年パーシバルです。しかし、父親でありアーサー王の部下であるイロンシッドに祖父を殺されてしまいます。パーシバルは、父親とアーサー王を倒すために旅に出ます。
旅の途中でキツネのシンや大道芸人たちと出会い、仲間に加えます。その後、黒い騎士ペルガルドと戦う中でパーシバルの「英雄型」魔力が覚醒します。シンから知らされたのは、世界を滅ぼす四つの厄災「飢餓」「疫病」「戦争」「死」によって世界を滅ぼす「黙示録の四騎士」が存在し、パーシバルがその一人であるという事実でした。仲間と共にパーシバルは、アーサー王の陰謀を打ち砕く冒険に挑みます。
カトリック教会の七つの罪源とは?
カトリック教会の教えには「七つの罪源」という概念があります。これは、人間の罪を引き起こす元凶として伝統的に考えられてきたもので、以下の七つの罪が含まれます。
- 傲慢 (Pride)
自分を他人よりも優れていると考え、他者を見下すことです。神に対する謙虚さを欠き、自分の力だけで何でもできると信じる心の在り方を指します。 - 強欲 (Greed)
物質的な富や権力を過度に追い求める欲望を指します。必要以上に財産を手に入れようとする心や他人のものを奪おうとする行為です。 - 嫉妬 (Envy)
他人の成功や幸福に対して妬みや恨みを抱くことです。相手の不幸を願ったり、彼らの幸福を奪いたいと考える心です。 - 憤怒 (Wrath)
抑えられない怒りや復讐心を持つことです。他人への攻撃や暴力、報復の意欲に支配される状態を指します。 - 色欲 (Lust)
他者への不適切な性的欲望や行動を指します。自分の欲求を満たすために他人を利用したり、相手の尊厳を無視する心の在り方です。 - 暴食 (Gluttony)
食べ物や飲み物を過剰に求め、必要以上に摂取することです。食への貪欲さが他者への配慮を欠いた行動につながります。 - 怠惰 (Sloth)
怠けることや仕事をする意欲を欠くことです。自分の責任や義務を果たさず、人生に対する無関心や無気力な態度を指します。
この七つの罪源は、中世の叙事詩『神曲』にも表現されており、人々の道徳的な行いに影響を与えてきました。
七つの大罪 それぞれの罪と意味
カトリック教会の「七つの罪源」は、漫画『七つの大罪』のキャラクターたちにも象徴的に表現されています。ここでは、それぞれの罪と対応するキャラクターの特徴を見てみましょう。
- 傲慢 (Pride) - エスカノール
昼間の最強の戦士であり、太陽のように傲慢な性格です。昼と夜で強さが大きく変わり、特に正午に最強の力を発揮します。 - 強欲 (Greed) - バン
不死身の体を持つ盗賊で、戦闘時には相手の力を奪うことができます。人のものを盗む癖があり、自分の目的のために貪欲に行動します。 - 嫉妬 (Envy) - ディアンヌ
巨人族の女性で、巨大な体を持っています。メリオダスへの恋心からエリザベスに嫉妬する場面も見られます。 - 憤怒 (Wrath) - メリオダス
物語の主人公であり、「憤怒の罪」を背負っています。戦闘時に全反撃という技を使い、敵の攻撃をそのまま返すことができます。 - 色欲 (Lust) - ゴウセル
感情を持たない謎めいたキャラクターで、他人の心を読み取る能力を持っています。かつて人間に恋愛感情を抱いたことで「色欲の罪」とされました。 - 暴食 (Gluttony) - マーリン
強大な魔力を持つ魔法使いで、強欲に知識を追い求めます。「無限」という能力を使い、あらゆる魔法を永続化させます。 - 怠惰 (Sloth) - キング
妖精王であり、槍を自由自在に操ります。変身して太った男性の姿になることもありますが、本来は少年の姿をしています。
これらのキャラクターたちは、それぞれの罪に対応する特性を持ちつつも、仲間同士で協力し、困難に立ち向かっていきます。アニメや原作を通して、七つの大罪が持つ罪の意味を深く理解し、キャラクターたちの成長や物語の展開を楽しんでください。
『七つの大罪』の罪が重い順
『七つの大罪』アニメシリーズでは、キャラクターたちがそれぞれの罪を背負い、物語が展開されています。最も重い罪とされる嫉妬 (Envy) を背負うのは巨人族の戦士ディアンヌです。嫉妬は他者への妬みや憎しみを生む罪であり、最も破壊的な感情です。アニメではメリオダスとエリザベスの仲に嫉妬するディアンヌの姿が描かれますが、彼女はその感情を乗り越え、エリザベスとの友情を深めながら仲間を守るために戦います。
次に重い罪とされる傲慢 (Pride) は、正午の太陽の下で最強の力を発揮するエスカノールが背負っています。傲慢は他者を見下す罪であり、アニメではその傲慢さが魔神族との戦いで鮮やかに描かれています。正午になると圧倒的な強さを持つエスカノールの傲慢さが他者を圧倒します。
怠惰 (Sloth) を背負う妖精王キングは、無気力や無関心を象徴する罪の象徴であり、過去の怠惰な行いを悔いながら仲間のために戦う姿が描かれています。憤怒 (Wrath) のメリオダスは、制御が難しい強烈な怒りを持つ七つの大罪の団長であり、その力を抑えながら戦う姿が見どころです。
強欲 (Greed) のバンは、仲間を助けるために自らの強欲さを利用し、不死身の力で仲間への愛情を表現しています。色欲 (Lust) のゴウセルは感情を持たないキャラクターですが、その理由が物語で明らかにされます。最後に暴食 (Gluttony) のマーリンは、無限の魔力で仲間たちを救う重要な役割を果たします。これらの罪とキャラクターたちの物語は、アニメファンに罪と美徳の両面を楽しませてくれます。
七つの大罪 キャラクター一覧
『七つの大罪』には、個性豊かなキャラクターたちが登場します。ここでは、主要なキャラクターたちを一覧で紹介します。
メリオダス
「憤怒の罪」を持つ七つの大罪の団長で、物語の主人公です。幼い少年のような見た目ですが、実際の年齢は数千歳です。敵の攻撃をそのまま返す「全反撃」や魔神族の力を使いこなします。
エリザベス
リオネス王国の第三王女で、物語のヒロインです。最高神の娘である「女神族のエリザベス」の転生した姿であり、メリオダスと出会うと3日後に命を落とす呪いがかけられています。
ホーク
メリオダスの仲間で、豚の姿をしたキャラクターです。人語を操ることができ、残飯処理係としても活躍します。
バン
「強欲の罪」を持つ盗賊で、不死身の体を持っています。仲間を助けるために、自らの強欲さを利用して戦います。
ディアンヌ
「嫉妬の罪」を背負う巨人族の女性です。大地を操る能力を持ち、巨人族らしいパワフルな戦い方が得意です。
キング
「怠惰の罪」を持つ妖精族の王で、ディアンヌに恋愛感情を抱いています。変身能力を持ち、神器である槍を使いこなします。
ゴウセル
「色欲の罪」を持つキャラクターで、感情を持たないためクールな印象を与えます。相手の記憶を読み取る能力を持っています。
マーリン
「暴食の罪」を持つ強力な魔法使いで、セクシーな女性です。無限の能力を持ち、永続的に魔法を使うことができます。
エスカノール
「傲慢の罪」を持つキャラクターで、正午の太陽の下で最強の力を発揮します。昼と夜で性格や強さが変わるのが特徴です。
これらのキャラクターたちは、七つの大罪という罪を背負いながらも、仲間同士で協力し合い、困難に立ち向かっていきます。彼らの成長とともに、物語の展開を楽しんでください。
『七つの大罪』罪が重い順を深堀考察
嫉妬の罪を背負うディアンヌ
『七つの大罪』に登場するディアンヌは、「嫉妬の罪」を背負う巨人族の戦士です。カトリック教会の教えにおいて、嫉妬は最も重い罪とされており、他者への妬みや憎しみを生み出す破壊的な感情です。大きな体を持つディアンヌは、その見た目とは裏腹に非常に女性らしい性格を持っており、主人公メリオダスに対して恋愛感情を抱いています。
しかし、メリオダスとエリザベスの親しさに嫉妬し、彼らの関係に苛立ちを感じます。エリザベスへの嫉妬心は彼女の中で最も重い罪であり、ディアンヌを苦しめますが、エリザベスの強い意志と他者を思いやる姿に感化され、彼女を守るために戦うことを決意します。
巨人族のディアンヌは、大地を操る能力を持ち、巨大な体を活かしたパワフルな戦い方が得意です。アニメや原作では、巨大な武器である「戦槌ギデオン」を使いこなす姿や、仲間を守るために戦う勇敢な姿が描かれています。
また、妖精王キングとの関係にも注目が集まります。キングに対して恋愛感情を抱いているディアンヌですが、彼との仲を深める中で自らの嫉妬心と向き合い、成長していく姿が描かれています。キングとの絆を通じて、彼女は最も重い罪である嫉妬と正面から向き合い、成長していきます。
『七つの大罪』の物語で、ディアンヌの嫉妬の罪は他者への思いやりと愛情によって昇華され、仲間を守るための力へと変わっていきます。その姿は視聴者に、罪と向き合う勇気と、他者への優しさの大切さを伝えています。
エリザベスの正体と呪い
『七つの大罪』に登場するエリザベスは、リオネス王国の第三王女であり、主人公メリオダスの恋人でもあります。しかし、彼女には重大な秘密と呪いがかけられています。
エリザベスの正体は、最高神の娘である「女神族のエリザベス」の転生した姿です。彼女とメリオダスは長い歴史の中で何度も出会い、恋に落ちてきました。しかし、彼らの恋愛には「永劫の輪廻」という呪いがかけられています。この呪いは、メリオダスと出会い、過去の記憶を取り戻すと、エリザベスが必ず3日後に命を落とすというものです。そして、エリザベスはその後、再び新しい姿で転生することになります。
この呪いの背景には、『七つの大罪』の物語における罪の概念が絡んでいます。エリザベスが持つ罪は「慈悲」であり、他者への思いやりや優しさを象徴する一方、その慈悲深さが彼女自身の呪いの一因となっています。彼女は何度も転生し、メリオダスと出会うたびに過去の記憶を取り戻し、3日後に命を落とすという「永劫の輪廻」の呪いに苦しめられ続けてきました。
アニメでは、この呪いによってエリザベスがメリオダスの目の前で命を落とし、何度も転生してきた悲しい過去が描かれています。メリオダスは、彼女を救うために魔神王と最高神の力に立ち向かい、何度もエリザベスを守ろうとします。その過程で、彼もまた「憤怒」の罪を背負いながら、彼女への愛と呪いに立ち向かいます。
エリザベスの優しい性格や他者を思いやる心が、メリオダスや七つの大罪の仲間たちを動かし、彼らの旅に希望を与えています。彼女の慈悲深さは、旅の中で多くの人々に影響を与え、彼らの戦いに大きな力をもたらしています。
七つの大罪から新しい七つの大罪へ
カトリック教会の伝統的な「七つの大罪」は、物語『七つの大罪』のキャラクターたちに象徴的に表現されています。しかし、現代社会においては、従来の七つの罪に加えて新たな罪も問題視されています。
2008年、ローマ教皇庁は従来の七つの大罪に加えて「新しい七つの大罪」を発表しました。その背景には、個人主義的な罪だけでなく、社会全体に影響を与える新たな罪が現れているという認識がありました。新しい七つの大罪は以下の通りです。
2008年3月、ローマ教皇庁は、今までの7つの大罪はやや個人主義的な側面があったため、これまでとは違う種類の大罪もあるということを信者たちに伝え、理解させるために以下のように新しい七つの大罪を発表した。
- 遺伝子改造
- 人体実験
- 環境汚染
- 社会的不公正
- 人を貧乏にさせる事
- 鼻持ちならない程金持ちになる事
- 麻薬中毒
遺伝子改造などは、胚性幹細胞への牽制とみられる。
引用元:wikipedia
これらの新しい罪や社会的罪は、現代の倫理観に基づき、古典的な七つの大罪に追加されたものです。『七つの大罪』のキャラクターたちが示す罪や葛藤とともに、これらの新しい罪についても考えてみることで、物語の背景にある人間性や社会問題に対する理解が深まるでしょう。
七つの大罪の悪魔一覧
「七つの大罪」とは、カトリック教会の教えにおいて人間の罪の元凶とされる七つの悪徳のことです。それぞれの罪には特定の悪魔が関連付けられています。16世紀のドイツ人ペーター・ビンスフェルトの著作により、以下のように七つの罪と悪魔が対応しています。
罪の種類 | 悪魔 | 特徴 |
---|---|---|
傲慢 (Pride) | ルシファー (Lucifer) | 自らの傲慢によって神に反逆した堕天使。他の悪魔たちを束ね、人間に傲慢さを植え付けます。 |
強欲 (Greed) | マモン (Mammon) | 物質的な富や権力への欲望を司る悪魔。強欲さを植え付け、過度な富の追求や略奪を煽ります。 |
嫉妬 (Envy) | レヴィアタン (Leviathan) | 海の怪物であり、嫉妬の罪を象徴する悪魔。他人の幸福や成功への妬みを植え付け、敵対心を煽ります。 |
憤怒 (Wrath) | サタン (Satan) | キリスト教の主要な悪魔で、怒りと破壊の象徴。暴力的な行動を取らせ、憤怒を煽ります。 |
色欲 (Lust) | アスモデウス (Asmodeus) | 不適切な性的欲望を司る悪魔で、背徳の象徴。人々を欲望に駆り立て、性的な堕落をもたらします。 |
暴食 (Gluttony) | ベルゼブブ (Beelzebub) | 「ハエの王」とも呼ばれる悪魔。食への貪欲を象徴し、過度な食欲や飲み物への執着を植え付けます。 |
怠惰 (Sloth) | ベルフェゴール (Belphegor) | 人々を怠けさせる悪魔で、無気力や無関心を植え付けます。仕事や責任を果たさない怠惰な心を引き起こします。 |
これらの悪魔たちは、それぞれの罪に対応し、人々を堕落へと導く存在として描かれています。
悪魔の強さと階級
カトリック教会の「七つの大罪」には、それぞれ対応する悪魔が存在します。最も強力な存在として位置付けられるのが、傲慢 (Pride) に対応するルシファー (Lucifer) です。天使から堕ちた堕天使で、悪魔界の頂点に立ち、他の悪魔たちを束ねます。圧倒的な力で人間に傲慢さを植え付けます。
次に、憤怒 (Wrath) に対応するサタン (Satan) も強力な存在で、破壊と憤怒の象徴として悪魔たちのリーダー的役割を果たします。ルシファーに次ぐ高い階級に位置し、人々を暴力的な行動へと駆り立てます。
強欲 (Greed) のマモン (Mammon) と嫉妬 (Envy) のレヴィアタン (Leviathan) は、物質的な富や権力、他人への妬みを植え付け、人々を堕落させます。どちらもサタンに次ぐ階級に位置し、その力は非常に強大です。
色欲 (Lust) に対応するアスモデウス (Asmodeus) は、人々を性的な堕落へと導き、暴食 (Gluttony) のベルゼブブ (Beelzebub) は貪欲さで人々を堕落させます。最後に、怠惰 (Sloth) のベルフェゴール (Belphegor) は人々を怠けさせ、無気力や無関心を植え付けます。
これらの悪魔たちは、それぞれの罪に関連付けられた強さと階級を持ち、より強力な悪魔ほど強大な力で人々を堕落させます。
七つの大罪と幻獣の関係
「七つの大罪」には、それぞれ対応する悪魔だけでなく、関連する幻獣や動物も存在します。これらの幻獣や動物は、中世の象徴主義に基づいて罪の象徴とされていました。
罪の種類 | 幻獣 | 動物 | 特徴 |
---|---|---|---|
傲慢 (Pride) | グリフォン | 獅子、孔雀、梟、蝙蝠、ペンギン | 傲慢の罪は、獅子や孔雀などの高貴で堂々とした動物で表現されます。特に孔雀はその華麗な羽で自己顕示を象徴します。 |
強欲 (Greed) | ゴブリン | 狐、狸、針鼠、烏、蜘蛛 | 強欲の罪は、狡猾な狐や貪欲な狸、他者を奪い取る蜘蛛などの動物で表現されます。 |
嫉妬 (Envy) | マーメイド | 蛇、犬、猫、土竜、蜻蛉 | 嫉妬の罪は、他者への妬みを象徴する蛇や、敵対心を持つ猫などで表現されます。 |
憤怒 (Wrath) | ユニコーン | 狼、猿、鼬 | 憤怒の罪は、暴力的で攻撃的な狼や猿で表現されます。幻獣ユニコーンもその凶暴さを象徴しています。 |
色欲 (Lust) | サキュバス、インキュバス | 山羊、蠍、兎、鶏 | 色欲の罪は、性的な象徴であるサキュバスや山羊で表現されます。 |
暴食 (Gluttony) | ケルベロス | 豚、虎、リス、鰐、蝿 | 暴食の罪は、貪欲に食べる豚や貪り食う虎などで表現されます。 |
怠惰 (Sloth) | フェニックス | 熊、牛、驢馬、ナマケモノ、蝸牛 | 怠惰の罪は、動きが遅く怠けがちな熊やナマケモノで表現されます。 |
これらの悪魔や幻獣、動物たちは、それぞれの罪を象徴する存在として物語の中で描かれており、罪の本質や意味を視覚的に伝えています。
「七つの大罪」罪が重い順のまとめ
記事をまとめます。
- 『七つの大罪』はカトリック教会の「七つの罪源」を題材にしている
- 『七つの大罪』の続編が『黙示録の四騎士』である
- 『黙示録の四騎士』は聖戦終結から16年後の世界が舞台である
- アーサー王が敵となり、パーシバル率いる「黙示録の四騎士」と戦う物語である
- アーサー王とメリオダスの息子トリスタン、バンの息子ランスロットが登場する
- カトリック教会の「七つの罪源」は傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰である
- 『七つの大罪』のキャラクターがそれぞれの罪に対応する
- 傲慢:エスカノール、強欲:バン、嫉妬:ディアンヌ、憤怒:メリオダスである
- 色欲:ゴウセル、暴食:マーリン、怠惰:キングである
- 嫉妬の罪が最も重く、ディアンヌがその罪を背負っている
- ディアンヌはエリザベスに嫉妬し、その感情と向き合い成長する
- エリザベスは「永劫の輪廻」の呪いでメリオダスと出会うと3日後に命を落とす
- メリオダスは呪いを解くために魔神王と戦う
- 『七つの大罪』の罪が重い順は嫉妬、傲慢、怠惰、憤怒、強欲、色欲、暴食である
- 各罪には対応する悪魔と幻獣・動物が存在する
- 傲慢:ルシファーとグリフォン、嫉妬:レヴィアタンとマーメイド